2021年4月18日日曜日

【着物リメイク】見返しという見落とし 肌触りが悪い着物地

着物地をリメイクして上着を作っていたところ、
思わぬミステイクをしました。
こういうカタチの上着。正面から見た図(↑)

以前、着物地でパンツを作った際、
その着物地の裏面が粗くて、
歩くと太もも内側と生地が擦れてヒリヒリして、耐えられなくなったことがありまして。
なので、少しでも硬いと感じたり、粗いと感じた着物地は、
夏用の服でも裏地を付けた方がいいと思うようになりました。

スポンサーリンク


で、今回作っている上着は、春~初夏ぐらいにパパっと手軽に羽織れるもの
使う着物地(表地)は、布目が粗めで通気性が良さげ・・・ですが、手で触った感じ、硬くて、かすかにざらざらする。
てことで、
裏地を付けたンですネ。
裏地には着物地についてた裏地を活用(白いシルクみたいなもの。てか、シルク?)・・・涼しそうなので。

で、7~8割出来上がった段階で、羽織ってみたら・・・

ん!??

なんか首元がヒリヒリする。

・・・そうなんです。
おそらく原因は「見返し」なンです。
見返しはフツーに表地に使った着物地にしてたンです!しまたー

見返しの表地を使うと、前開きからチラリと見える表地がカワイーのですが・・・・・・
こりゃダメだ。
着心地が良い服でないと、絶対着なくなる。
前身頃の裏(図↑)
当初は、ブルーの部分に着物地の裏地を使用し、
見返し部分は表地として使っていた着物地を使ってしまったということです。
後ほど、見返し部分を解き、新たに肌触りのよい生地から見返しを切り出し、縫い付けました。

後ろ身頃の裏(図↑)
コチラも、当初は、ブルーの部分を着物地の裏地を使い、
後ろ見返しは着物地を使っていました。
着用して違和感を感じたのは前見返しのみでしたが、念のため、後ろ見返しも肌触りの良い生地に替えました。

このやり直しの作業で+3時間・・・
洋裁って、ホント手間がかかります。めんどくさがり屋で根気のない私のわりにはようやってると思う。

で、現時点では、アト裾を縫えば完成というところまできてるンですが。
試着もしてみましたが、多分、着心地はだいぶ改善されたと思います。

着物シロートの感覚ですが・・・なんとなく着物地って50%近くの確率で、直には着にくいものと遭遇するようナ。着付けできないので全然ワカラナイんですが、着物って長襦袢という下着みたいなのを見に着けるンでしょ?なので直に肌が触れることってあんまなざげですよネ。だから、こういうふうにそのまんまリメイクしちゃうとイテッ★てなっちゃうのかナ。
全然着物地の種類がわからなンですけど、
つるつるしたもの、大島紬、やわらかい縮緬とかは直で肌に触れても心地よいですよネー

参考)
「着物の裏地をペチコートにリメイク 【追記アリ】 縫い代注意?!」(2020年5月18日付)

スポンサーリンク


0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

以下、人気の投稿