2018年5月22日火曜日

裁縫雛形を見れます 東京家政大学博物館

明治14年(1881年)に東京・湯島に開設された裁縫の私塾「和洋裁縫伝習所」を前身とする東京家政大学。
東京・板橋区のキャンパス内にある博物館(東京家政大学博物館)には、
教育課程で製作された衣服・生活用品などのミニチュア「裁縫雛形が展示されています。
入場無料です。
コチラのチラシは、
企画展「こどもの衣・食・遊―日々の愉しみと祝い―」
(会期:2018年5月17日~6月20日)。
明治~現在のこどもの衣・食・遊びに関わる品々が展示されています。

【東京家政大学博物館】
所在地 東京都板橋区加賀一丁目18-1
(JR埼京線「十条」駅から徒歩8分)

博物館があるのは、
正門近くの建物「百周年記念館」です。


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キャンパス内に入るには、入館証が必要
入り口の守衛さんに声をかます
また、キャンパス内での写真撮影は制限さています
(高校などもキャンパス内にあるので、生徒らが写りこんでしまったらいけないからだそうです)。

私が博物館に行ったのは、常設展のみ開催の時期した。

かつて裁縫は、母から子へというふうに、マンツーマンで教えらえるものでしたが、
学校では、教師が一度にたくさんの生徒に教えなければならないし、生徒らも学校で学べる時間が限られています。
そこで、家政大(学校法人渡辺学園)の校祖・渡邊辰五郎氏は、
裁縫雛形や袖型を用いるなど、効率的に裁縫を学べるように様々な工夫をされていたとのことです。

常設展のエリアに、洋服や和服の裁縫雛形がたくさん展示さていました。
裁縫雛形は、小さな子ども用サイズぐらいの服。
小さく作れば、布や時間を節約できます。

また、
着物の袖の丸みや褄を仕立てるときに使う型紙(「袖型」・「褄型」)の展示もありました。
こちらも、
和裁は直線が多いですが、袖や褄は曲線なので仕立てるのが難しいですが、
袖型や褄型を用いると、仕立てやすくなるとのこと。

・・・ここ半年ぐらい、着物リメイクのために着物をほどきまくっている私。
確かに、褄の部分ってカーブしてたナ!とか思いながら展示物を見ていました。

裁縫の歴史に興味がある方が特に楽しめる博物館だと思います。

裁縫関係以外では、
家政大の歴代の学食の模型、
創業~周年記念のグッズ、
同窓会誌の展示などもありました。

また、
東京家政大学博物館では、オリジナルグッズがもらえるスタンプラリーを開催中です。
常設展入り口などに置いてあるスタンプカードに、
「常設展」・「春の企画展」・「秋の企画展」のスタンプを押し、スタンプが4個集まると、トートバックや手ぬぐいなどの中から好きなものがプレゼントされるとのこと。
展示エリア入り口に置いてあったグッズがソレだと思うのですが、
結構かわいいですよ!
入場無料の博物館に行くだけで貰えるなんて・・・お得ですネ!

最後に、
秋の特別企画展の情報。
「和装モダン」
会期:2018年10月18日(木)~11月22日(木)予定。
大正~昭和前期の女性の着物中心に展示されるとのことです。


訪問年月:2018年5月


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