肩紐の長さ調整用金具がついてるオーバーオールが作りたくなったので、
今回初めて「ジーンズ吊りカン」なるものを使ってみました。
【清原「ジーンズ吊りカン <33m/m>」】
取り付け方は実にシンプル。まずは肩紐への吊りカン・移動カンの取り付けから。
写真向かって左が吊りカン・右が移動カン
吊カンを通した肩紐を、さらに移動カンに通します。
その際、移動カンに既に通してある肩紐をたわませて、肩紐を通すスペースを作ります(写真↑)。
肩紐に移動カン・吊カンが通った状態
肩紐パートはこれでひと段落。
タックボタンの方がつけるのが手間ですネ。
手間・・・というっても手順はシンプルですが、
服に穴を空けることになるから、ミスしないように注意しなきゃ(;'∀')て思っちゃうの。
まずはタックボタン取り付け箇所(オーバーオールの胸当ての隅)の裏側(つまり胸当ての裏側)からピンを挿します。
そのピン先にタックボタンを被せます。
写真(↑)の青い矢印の先にあるのがピン先。胸当ての表側に出ています。そこにタックボタンをかぶせます。で、タックボタンが外れないように生地をひっくり返し、
ピンの側からトンカチでトントントン。
※コンクリートのような硬く、平らな場所でうちつけます。
タックボタンが回らなくなるまではめ込むみたいですが、
今回の場合、結局完全に回らない状態まではめ込むことはできなかったです。
現時点でこのオーバーオールは1回着て、1回洗濯しただけですが、
今のところボタンはとれてません。
タックボタンを取り付けた状態
えぇと…吊カンの、「T」の字でいうと上の棒部分からタックボタンを通します。
肩紐の長さはオーバーオールを着ている状態でも調整できます。
これまでオーバーオール≒サロペットは何着も作りましたが、
ジーンズ吊りカン付きのものは今回初めて。
胸ポケットにもメタリックなアメリカンホックを使ったりして、
今時のしゅっとしたサロペットというより、
スタンダードなオーバーオール(牧場が似合いそうなデザインの)を作ってみたくなったンですよネ。
巷でよく見かけるような立派なデザインのものとは違いますが、
吊カンとかアメリカンホックがあるだけで、全然雰囲気違う・・・作ってて楽しかったし、着ていても楽しい♪です。
取り付け年月:2020年12月
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