2020年7月19日日曜日

洋裁本の訂正箇所? 肝心な時に頼りになるのは経験なのかナ




人間は完ぺきじゃない。なので市販の洋裁本にも訂正箇所があることも。

私の手元には洋裁本が20冊はあると思いますが、
これまで遭遇した要訂正箇所は計3か所(3冊)ぐらい。

書籍は、刷を重ねるごとに間違い箇所が訂正されてたりするみたいですネ。
なので、とある洋裁本の初版だと訂正箇所がたくさんあったョ・・・だなんていう口コミも、ネット上では目にしたりして。

イチ読者として一番助かるのは、
間違い箇所が発見されているけど、訂正前の状態で既に書店で並んでしまっている本についても、訂正箇所の案内の紙を挟んでもらえることかナ。でも、その作業、大変かもナ・・・?

でも、少なくとも、出版社のHPで訂正情報を公開してもらえてたらイイナ、と思います。
著者のウェブサイトでの公開もありがたいですが、やはり出版社のHPが訂正情報を探す際に最も行きつきやすい気がする。



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訂正の案内の紙などがついておらず、シンプルに間違ったままの状態の本が手元にある読者もいます。刷を重ねることで訂正済みとなった本と手元にある本を照らし合わせて比較・・・というのは結構手間なので、やはりネット上での訂正情報公開がありがたいと思います。

出版社側が既刊本の間違いに気づいてない場合もあるでしょうネ。
なので、読者などから間違いの指摘があった際は、適宜ネット上などで訂正情報を公開してくださるとありがたいです。
なぜなら、間違い箇所によっては、その記載の通りに服を作っていると、取り返しがつかなくなる場合もあるからです。例えば、本記載通り(間違っている箇所)に生地をカットしてしまい、結局その生地が使えない事態となったら、もう泣きたくなります。

・・・・・・なんか当たり前みたいなこと長々と書いてますネ(;'∀')

というのは、最近立て続けに間違い箇所に遭遇したから、つい。
私がこれまで遭遇した洋裁本の間違い箇所計3か所のうち、2か所が、つい最近なンです。
それぞれ別々の本です。
便宜上、「X本」と「Y本」と記載します。

X本とY本の間違いは、いずれも服の製作工程に関するものです。
X本・Y本とも同じ著者・出版社、発売は今から1年以上前です。
X本は手元にあるのは初版、Y本は初版ではありません。
いずれの箇所についても、当該出版社HP内の訂正情報には載っていません。

X本の場合は、まだ取り返しがつく間違いでした。作っている最中にその間違いに気づけば、自力で修正し、服を完成できる程度のものです。生地も無駄にならず、気づくのが早ければ、修正もさほど手間がかかりません。

Y本の場合は、ある意味取り返しがつかない間違い・・・・・・というか、果たして間違いなのか???というところもあるんですが。
というのも・・・・・・その間違いかもしれない、という箇所は、シャツのカフスのボタンホールを開ける位置です。私がこれまで他の本(2冊。いずれもシャツ専門の本)で作ってきたシャツのカフスのボタンホールの位置と逆なんです。でも、逆であるのがY本掲載レシピのデザイン性であるのなら、間違ってないことになりますよネ。
ところが・・・カフスのボタンホールの位置について、Y本のシャツの作り方ページに載ってる図では逆なんですが、完成品の写真(モデル着用)においては、件のシャツ専門本と同じッポイんですよネ・・・けど、その写真にはカフスのボタンホールの位置はチラリと写っている程度で、はっきりとは確認できないです・・・・・・ちなみに、モデル着用写真掲載ページと作り方のページは結構離れてます。

別に、よくあるシャツと比べてカフスのボタンホールの位置が逆であっても、問題なく着れます。さらに言えば、果たして正しいボタンホールの位置って何??とか思えてきたりしますし(;'∀')

ただ、本当はその作り方の図のボタンホールの位置は著者の意図したものとは異なっていて、で、イチ読者はその図の通り作ってしまい、ショックを受ける・・・という感じになってしまったら・・・・・・・・・・
それにカフスに一度穴を空けてしまったら、少なくともその穴が開いていない状態にはできません。
新たにカフスのパーツを用意して後付けすることもできなくはないでしょうが、それもなかなかの手間です。
私はシャツを少なくとも20枚は作ってきたけど、相変わらずシャツは骨が折れるナーという印象で(;'∀')。カフスも億劫な工程の一つであり、ぜってえ間違えたくない!ンですよネ。なので、普段ものぐさな私ですが、このときだけは「念のため」と、ボタンホールを開ける前に、これまで作ったシャツや件のシャツ専門本でカフスを確認したンですよネ。そこで、作り方の図のボタンホールの位置は、これまで作ってきたシャツとは逆のようだ・・・・・・・ということに気づいたンです。

もしも、私がこれまでたくさんシャツを作ってこず、
私が持ち合わせてる程度の判断力だったら、
ぜったい、作り方の図通りの位置にボタンホールを開けてただろうなあ。

と思います。

人間は完ぺきじゃない。私なんて常にボロボロだし(;'∀')
で、人間がつくる洋裁本だから、ミスは生じるものですよネ。
でも、これまでは洋裁本≒教科書、みたいな頼り方をしてきた私・・・そしてこれからもそんな感じで頼ると思うけど(;'∀')、洋裁本も必ずしも完ぺきじゃないんだナ~ということを、このたびちょこっと認識したのです。で、同時に、肝心な時に頼りになるのは洋裁の経験だったりするンだナ・・・と思ったのです。すごく洋裁上手な人・洋裁経験豊富な人だったら、レシピの手順をパパッと見ただけで、これはちょっとおかしいネーとわかるのかナ。
あ、もちろん、訂正のあるレシピはイレギュラーなものであり、ほとんどの洋裁本や洋裁本掲載レシピは、正確で、頼りになるものであると思ってマス。当然です。


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