それは、一度履いたっきりのワイドパンツ。
「シルエットがきれいな ファスナーつきのスカート＆パンツ」（ブティック社 本体価格１０００円 2017年3月30日発行第１刷）のレシピで作ったもの。
おそらく「綿混ウール」と思われる生地で作っていて、私は同じ生地でロングタイトスカートが欲しくなったのです。
だったら、ワイドパンツはもう履いてないし、今後履く予定もないから、糸解いちゃえと。
その際の手順を、備忘録としてメモ。
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当初作ったワイドパンツをはかなくなった理由は２つ。
① ウエストがぶかぶか。ベルトループ付きだけど、ベルトを通してもブカブカすぎる。
② 裏地を付けてみたが、裏地の生地のセレクトがイマイチで着心地に影響している。
私はお尻がデカいことを考慮し、Lサイズの型紙で作ったンだけど・・・
するとお尻は問題無いンだけど、ウエストがブカブカになっちゃうンだナ。
こういう幅広い年齢層がターゲットっぽい洋裁本の型紙で作ると、よくこの現象が起きます。
なので、今そういう本でボトムスを作る場合は、Lサイズの型紙をウエストを若干小さくなるように修正してます。
当初作ったワイドパンツは・・・「２５ページ２４」または「２４ページ２３」のワイドパンツ。
両方とも作ったことがあるので(;'∀')どっちだったか忘れた。
そして、リメイクして完成したタイトスカートは「２ページ１」まはた「３ページ２」のもの（こちらは単純にどっちの型紙を使ったか忘れた）。
で、私はタイトスカートの付属の型紙を少しだけアレンジ。丈を１０㎝ほど長くし、前開きファスナーにしてます。
ということで、どの型紙で作ったものをどの型紙でリメイクするか、という点が曖昧なのですが(;'∀')、
ワイドパンツ→ロングタイトスカートとリメイクする際、
リメイクに使うロングタイトスカートの型紙をワイドパンツの上に当ててみたりして、
生地が足りるかどうか確認しました。
で、足りそうだナ！ていうことが分かったので、
ワイドパンツの縫い糸を解いていきました。
ワイドパンツを正面から見た図（↓）
なんだかスカートみたいに見えるけど(;'∀') 青線が糸を解いた箇所です。
つまり、パンツの股上・股下・見返し・ポケット・パンツとベルトをつなぐ部分・ベルトループのベルトに縫い付けてある部分。
アト、図（↑）にはないですが、持ち出し、ファスナー、裾を折った部分。
見返し・持ち出し・ファスナー・ベルトループ※は再利用した方がラクです。
※洋裁本のレシピのタイトスカートにはベルトループが付いてませんが、私は付けました。
ベルトは状態が微妙だったので、再利用しませんでした。
ロングタイトスカートの長さを確保するには、裾を折った部分を解く必要がありました。
パンツの股部分の糸を解くとこのような形のパーツが２枚できます（図↓）。
この状態から、型紙をあてて、タイトスカートの「前」と「後ろ」を切り出しました。
そこを考慮したうえで、「前」と「後ろ」を切り出します。
さらに言うと、ワイドパンツの脇線にあたる部分（図↑の真ん中の線）を、ロングタイトスカートの「前中心」または「後ろ中心」にします。
「後ろ」は、青線部分をつながっているものとして（またはそこを改めて縫い合わせたうえで）切り出します。なお、このワイドパンツは「後ろヨーク」があり、丈の関係上、ヨーク部分にもさしかかるように切りました。なので、ヨークはベルトに縫い合わせてある部分は糸を解いてありますが、パンツ「後ろ」と縫い合わせてある部分は解いてません。
「前」は、ファスナーをつける箇所に利用します。（確か、ファスナーをつけるには、あと少しだけ糸を解いた気がする・・・）
このアトの手順は・・・・・・特筆するものはなかった気がする。
ロングタイトスカートを完成させるための手順を淡々と踏んでいけば・・・完成。
・・・あ！！ 「綿混ウール」ということで、このロングタイトスカートにも裏地を付けました。ネット上にあるタイトスカートの裏地の付け方・ファスナーや見返し・持ち出しと裏地の付け方を参考にして。
そして今回は、ちゃんとすべりの良いサテンを裏地に使いました(^^;
もともと縫っていた箇所も活用するようなリメイクなので、
レシピ本との手順そのまんまではないです。
けど、パーツの再利用もできたので、比較的短時間で作れました。
着心地は、ナゼかウエストがほんの少しキツめのものができましたが、問題のない程度かと思います。
製作年月：2019年12月
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