2018年12月18日火曜日

杉野学園衣裳博物館を観てきたョ

杉野学園の創立者・杉野芳子先生が1957年に開設した日本初の衣裳博物館
「杉野学園衣裳博物館」(東京都品川区)へ行ってきたョ。


杉野学園は、
ファッション関連の勉強ができる
杉野服飾大学・ドレスメーカー学院・杉野服飾大学短期大学部・杉野服飾大学大学院などを運営しています。

洋裁をしていると”ドレメ”という言葉だけでも耳に入ってきますネ。

博物館は、
杉野学園の校舎が集まっている「ドレメ通り」にあります。
ホントに杉野学園の建物がたくさんあるので、まるでキャンパスの中に歩いている感じがします。

【杉野学園衣裳博物館】
所在地 東京都品川区上大崎4-6-19
(JR・地下鉄・東急「目黒」駅から徒歩6分)


入館料は、一般300円です。


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私が行ったときに開催していたのは、
「平成30年度 館収蔵展」(会期:2018年9月21日~2019年2月10日)
1階:華やかな男性服とアクセサリー。18世紀フランスの装飾様式「ロココ」の男性服(主にジレ)や、明治時代の男性の洋服(大礼服、フロックコートなど)。
2階:Christian Diorに焦点をあてた展示。ディオールのオートクチュールやプルタポルテのスーツやドレスなどのそばに、杉野学園の教員がそれらの作品を資料として行った服飾造形研究のパネルやトワルを展示。
3階:杉野芳子先生が収集した資料のうち、開館当初に使用されていた楮製紙製マネキンに着させた19世紀末~20世紀初頭の女性の西洋衣裳、そして日本の伝統的な衣裳(十二単、武官束帯)、アイヌの民族衣装の展示。

ロココスタイルのジレは、刺繍が施されています。
刺繍で描かれているのは、花、枝、天秤・・・そして目!だったりします。
どういう想いでこのような柄にしたのでしょう?
当時の流行だったのかナ・・・

ディオールの洋服の傍に置かれたパターン図・・・興味深かったです。
そのようなブランドの服のパターンを観る機会って、少なくとも私にはなかなかありません!
ウエストやお腹のあたりがキュッと絞られてるけど、肩はツンって大き目な感じだったりする
ような、メリハリがある服・・・スタイル良い人が似合いそうな服がずらりとありましたネ。
そのような服のパターンをイチから作るのって、大変そう、て思います。

トワルが何点か展示されていますが、おそらく、展示されている洋服について作製したものです。
トワルは、手袋をして実際に触れます。
なので、このあたりはどんな縫い方されてるンだろ~タックはどうなってるンだろ~とかもチェックできます。
これも貴重な機会でしたネ!

杉野学園衣裳博物館の庭にあります。

坪庭と、

水戸光圀の命により鋳造された「塔」。


ドレメ通りにある「杉野記念館」。
杉野学園創立者杉野繁一・芳子夫妻が過ごされた旧居。


「杉野学園 購買部」
生地やボタンなどが販売されてましたョ☆
一般でも購入できるみたいだけど。
私は実際買い物してないので(^_^;)

訪問年月:2018年12月

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