2018年11月19日月曜日

シルクって何だろう?について学べる「シルク博物館」へ行ってきたョ

横浜市中区にある「シルク博物館」へ行ってきました。


常設展では、
シルクって何だろう?という疑問に対してわかりやすくいろいろ教えてくれる展示がメインです。
・・・興味深く、じっくり見入っちゃいました!

私が行ったとき開催中の特別展は、
「第25回 全国染織作品展」(会期:2018年10月20日~11月25日)
斬新で、色鮮やかな柄の染織作品がずらりと展示されていて、
見ごたえがありました☆o。..:* ☆.。


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神奈川県庁のスグそば「シルクセンター」の建物2階にあります。
【シルク博物館】
所在地 横浜市中区山下町1番地 シルクセンター2階
(みなとみらい線「日本大通り」駅3番出口から徒歩3分)


※入館料は、特別展開催時は一般のみ700円になるようです。

常設展の「ふしぎファーム」というエリアでは、
シルクに関する疑問に対してわかりやすく説明してくださります。
蚕がつくる繭や、蚕の生態、飼育などについて紹介されています。

繭一個の繭糸(繭の糸の長さ)は、平均1300mもあるんだって。
東京スカイツリーの高さの約2倍(☆o☆)!

今はいろんな化学繊維がありますが、
展示によると、
絹と全く同じ繊維をもつものは開発されていない・・・とのこと。
でも、化学繊維と絹を組み合わせた「ハイブリッドシルク」というものは実用化されているんだって。

本物の蚕も見ることができますョ。
本当に小さく、細く、短い姿の生まれたばかりの蚕から、むしゃむしゃエサを食べている(?)蚕、
まゆ糸を吐き出すぐらい成長した蚕まで。
私はあまりうねうね系の虫は得意ではないですが、
蚕=シルクを作ってくれる!というイメージをもつと、愛らしく感じてしまう・・・ゲンキンですよネ(^_^;)
繭糸を吐き出すぐらい成長していた蚕ちゃんなんて、
特にかわいかったですよ~

こういった虫が苦手な方も、
絶対に視界に入るような規模で展示されているわけじゃないので、大丈夫だと思いますョ!

養蚕のための昔の道具などの展示もあります。
蚕を保温するための「養蚕暖炉」(昭和20年代のもの)は、
重厚感ある、壺みたいな見た目。炉に表現された桑(蚕のエサ)や蛾の図案がかわいらしいです。
「連続蛾輪」や「短蛾輪」といった蚕卵(さんらん)台紙に一蛾ずつ別々に卵を産ませる道具や、
「蛾箱」(がはこ)と言った卵を産み終えた雌蛾をおさめる小さな箱など、
モチロン私は初めて見るものばかりで、新鮮な感じがしました。

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服を作るにはどれだけ繭が必要か、ということを示した展示がありました。

たとえば、
着物を着たマネキンの前に実際に繭がたくさんおいてあって、
着物一式、袋帯、長襦袢、小物をつくるには、
繭9000粒必要・・・と示されてました。

ブラウス1枚は繭415粒、スカーフ1枚は110粒だって。
わかりやすい展示ですね。

繭や綿、効いた、精錬糸、絹糸、手羽などを実際に触れます。
また、係りの方に声をかければ、手織り機体験もできるようです。

そして、開催中だった特別展「第25回 全国染織作品展」。

絹を用いた染織作品を全国から公募したもののうち、入選作品が一堂に展示されています。

・・・・・・すっごくステキな柄の着物ばかりです(☆o☆)!!

着物というと、クラシックなイメージが強いですが、
新しい感じでオシャレな柄の作品がたくさん☆
思いっきり現代風だナ~という柄のものや、
ベースはクラシックだけど斬新だナ~という感じの柄など・・・・・・
イイナ♪イイナ♪と思う作品、ありすぎです。

やっぱり着物は柄が魅力の一つですよネ(*´▽`*)

着物が好きな方にはかなりおススメしたい展示会です。

訪問年月:2018年11月

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