横浜市歴史博物館の企画展「布 うつくしき日本の手仕事」を観てきました\( 'ω')/
日本で伝統的に使われてきた草木を素材とした布や、
主に東北地方で親しまれてきた刺子や型染、裂織(さきおり)などに焦点を当て、手作りの世界を紹介する内容です。
【企画展「布 うつくしき日本の手仕事」】
会期:2021年7月17日 (土) ~2021年9月20日 (月)
観覧料:一般(企画展のみ)1000円
※詳細は横浜市歴史博物館HPをご確認ください。
なお、期間中展示替えアリ(前期~8/22、後期8/24~9/20)。
※リピーター割引きアリ
【横浜市歴史博物館】
所在地 横浜市都筑区中川中央1-18-1
(横浜市営地下鉄ブルーライン・グリーンライン「センター北駅」から徒歩5分)
(横浜市営地下鉄ブルーライン・グリーンライン「センター北駅」から徒歩5分)
草木染や刺子を手掛けられてらっしゃる方々だと、猶更集中して観たくなっちゃう展示なのでは、と思いました。
私はソーイングしかしていないけど、楽しめましたョ☆
展示の多くは、まさに、日本昔話の絵本に出てくる村人が着用していた衣服ではないか☆という印象を受けました。
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展示会は写真撮影可です・・・とは言っても、照明がそんなにあかるくないし、ガラス越しなので、写真撮影はちょい難ですが。
できるだけうまく撮影できたものや、気になった展示をアップ。
型染掻巻
岩手県 丈154.0 桁67.0
原子布・古代織参考館所蔵
唐草模様がステキ(*´▽`*) けど、重さは13kgにもなるンだってヽ(゚Д゚;)ノ!!
型染布団
福島県会津地方 丈157.0 幅139.0
神奈川大学日本常民文化研究所蔵
現代の大多数の布団よりオシャレだわ。
西こぎん
青森県弘前市 丈106.0 桁53.0
青森市教育委員会蔵
青森県内でも地域によっていろんな刺子があるンだネ
この展示会では、東北地方の資料が半分以上を占めていたのでは。
私がこんなこと言うのはおこがましいですが、
東北って昔も今もハイセンスですよネ。
刺子の股引きだって・・・!かわいい(*´▽`*)
菱刺股引
青森県三沢市 丈88.0 幅33.5
青森市教育委員会蔵
なんと和紙が衣服の原料だったこともあるンだってヽ(゚Д゚)ノ!!
コチラは緯糸が紙糸、縦糸を木綿糸で織った紙布を用いた道行。
道行
福島県田村市大越 丈114.0 桁62.0
神奈川大学日本常民文化研究所蔵
紙糸には、使用済みの罫紙を再利用したようです、とのこと。
紙糸の素材となる細く切った和紙(写真手前の束)。そして細く切った和紙に縒りをかけ、仕上げた糸(奥の束)。
紙布
・・・オモシロイね(*´▽`*)!
紙衣袖無
宮城県白石市 丈74.5 肩幅22.0
神奈川大学日本常民文化研究所蔵
紙衣とは、楮などを原料とした和紙を揉み、柔らかくして貼り合わせ、仕立てた衣類。
コチラの袖無は、身頃の裏に柿渋を塗った和紙を張り、補強。藍の型染で不定形の文様が施されている・・・とのこと。
コチラもすごく目に留まりました。
肌着です!
紙衣袖無(汗はじき)
丈61.0 幅41.0
青森市教育委員会蔵
汗で濡れた衣服は人の体温を奪い、時には死に至るほど体力を消耗させます。汗はじきは、汗を素早く乾燥させる網状の肌着、とのこと。
そうよネ。昔の人も肌着を使っていたはずだ。
気になった展示は他にもあったのだけど、写真がうまく撮れなくて(;'∀')
会津の刺子はシンプルでクール。そういう服、いつか作ってみたい!と思いました。
着古して破れても使える布である襤褸(ぼろ)。破れた布を継ぎ当て、繕うことで再生されてきており、襤褸の衣服は、実に様々な布が継ぎ当てられていて。これもまさに、日本昔話に登場しそうな服です。今となっては、めちゃくちゃオシャレなンじゃないかと思います。
同じものを現在作って、販売するとしたら、けっこうなお値段になるのではと。
観覧後、WEBアンケートに回答すると、オリジナルグッズのバッジが貰えます♪
複数種類ある中から選べました。
「布 うつくしき日本の手仕事」のポスター。売店で販売されてました。
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