2018年2月20日火曜日

バネホックとアメリカンホック

冬用のジャケットを作る際、
初めてバネホックを使うことになって。


↓ 以下の組み合わせで取り付けます。
生地を隔てて、ヘッドの反対側にバネが、またはゲンコの反対側にホソが取り付けられる感じです。
服に取り付けてある状態では、バネ部分とゲンコ部分をパチンととめて使います。

↓ 付属の打ち具


バネホックとは・・・細かいことはよくわかりませんが(;´Д`)、ジャンパーによくついているイメージがあります。

ちゃんとつけれたら、
しっかりした感が出そうでよかったのですが、
上手くいかなくて・・・

特に、
ヘッド&バネ(通常、見える部分につけられる)がうまく取りつけることができず。
くるくるまわっちゃうのです。

原因は、
このバネホックの仕様からすると
生地が薄いのかナ~と思って。

ホソ&ゲンコの場合。
ホソを、表布と裏布の間に隠れる部分につける際に、
ホソのサイズに合わせてカットした生地を重ねて挟んでとりつけたら、
ゲンコをつけた後くるくるまわらなかったです。

一方で、
ヘッド&バネの場合は、ホソ&ゲンコをとりつける部分よりも、もっと厚みが必要なようだったので、この方法でもあまりうまくいかず・・・・・・

スナップパッキン」(薄い生地に厚みをもたせるもの。小さい丸いカタチをしてるので、バネからはみ出にくいです)を使うとしても、
一体何枚あったら足りるんだ~~という感じで
(実際、一枚使ったぐらいじゃくるくるまわるんです)
このままバネホックを試していったら、
何個もヘッド&バネを無駄にしちゃいそうだナー

と思ったので、


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バネホックより薄い生地につけやすそうなアメリカンホックを使うことにしました。


↓ 以下の組み合わせで取り付けます。
生地を隔てて、ボタンの反対側にバネが、またはゲンコの反対側にツメが取り付けられる感じです。
服に取り付けてある状態では、バネ部分とゲンコ部分をパチンととめて使います。

↓付属の打ち具

バネホックは、まず、ヘッドやホソをセットする際、小さい穴を生地に空けるのだけど、
アメリカンホックは、
ツメやボタンのツメが生地の上に出るようにセットします
・・・それが、なんとな~く嫌で、
当初はアメリカンホックにはしなかったのだけどネ(;'∀')

バネホックとアメリカンホックは、
取り付け方は、上記の工程以外、似たようなもんです。
ちなみに、
私の場合、
バネホックとアメリカンホックともに、
取り付けに必要な打ち具付きのものを購入したので、
アト必要な道具は、カナヅチだけ

で、
アメリカンホックにしたら、
概ね、くるくるまわらないように取り付けれました(^^;

それでも、
表布・裏布の間に隠れるツメをとりつける部分には、合わせてカットした生地を重ねて厚みをもたせました
バネ部分にはパッキンをつけはしましたが。

ただし、
また別の問題があって。
生地(服)に取り付け後のアメリカンホックをパチンとはずす際に、
取り付けがちゃんとできてないと、
ゲンコ又はバネが外れてしまうのです(;´Д`)

今回取り付けた服は、
ボタンやツメが表布・裏布の間に隠れる箇所(隠しボタン)が多いので、
ゲンコ又はバネが外れた後、ツメやボタンも外れて、表布・裏布の中をさまよってしまったら(表布・裏布を縫って閉じている箇所アリ)、
どうしようもないのです。

ので、
念入りに、
がんがんがんがん、と
金具とカナヅチではめておきましたが。

現在、
既にジャケットは完成してますが、
アメリカンホックを強く引っ張るような使い方はしないようにしてます。



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