2か月ほど前の話になるンだけどネ、
東京・世田谷の砧公園で「砧の布」というイベントが開催されてたの。
「砧」という地名は、かつて衣板(きぬいた)で布を打つ音が響き渡ったことが由来であり、染めた布を多摩川にさらしたことが詩情にうたわれるなど、布と深い関係がある地域なンだって。
その歴史にちなんで開催された布をテーマとするアートイベント。
実際に覗いてみて・・・
緑あふれる公園に、布作品が映えていました。公園の木などに飾られた布作品が風でふわりと舞う風景が美しい。
当日来場者が自由に参加できる企画がたくさんあり、
ほどよく賑わっている様子でした。
砧公園へ土曜日来たのはこの日初めてだったけど、普段の土曜日のにぎわいとうまく調和してそうな感じでした。
世田谷という東京都心から遠くない場所で、広くて緑がたくさんある公園が設けられていて、そこを憩いの場所とされている方々がたくさんいらっしゃる。そのような場所で、このようなアートイベントが開催されるなんて、ステキだなあと思いました。
遅ればせながら、記録用にメモ。
ねむの木広場にて。
「今日を記録する布」コーナーにありました。
布に引き染めをして今日を記録するという、来場者が自由に参加できる企画。
そしてネムノキには、
「大きなねむの木の下で」という参加型アート。
幹には、アーティストさんの作品。
ねむの木の下では、糸を織り込む「つづれ織り」を体験できるワークショップが実施されているようでした。
会場は、コチラのイベント目的に来場客でごったがえす、という風ではなく、
どこからともなく来場者がやってきて、自然な感じで参加する、という様子でした。
そのような肩ひじ張らない雰囲気が、多くの人々にとって憩いの場であろう砧公園にマッチしているナ~と思っちゃいました。
そしてねむのき広場からちょこっと歩いて、「芝生広場」へ。
「カーテンをゆく」という作品。
時折風でふわりするカーテンの中心に奏者。
奏者に向かって座って、演奏に聞き入る人々。広場で憩う人々。
なんかドラマみたいなシチュエーション。
地域住民の方々から集めたカーテンだそうです。
ドンドンドン、ドンドンドン・・・という音がどこからともなく聞こえてきます。
どこからしているかというと・・・
たたき染めワークショップの現場からのようでした。
砧公園に自生している草花を使用しているようでした。
おそらく完成作品?
ということで、砧公園ののんびりとした雰囲気に合うような、ステキなイベントでした。
せっかく砧公園に来たので、少し散策。
こういうのまでも、アートに見えてくる。
「きぬた焼」というのがあるンだ(売店)
めっちゃ殻が落ちている・・・トチノキのトチの実かナ?
そばにあったトチノキ
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