2022年10月25日火曜日

【富士吉田】ハタオリマチフェスティバルへ行ってきました【2022年10月】

古くから織物の産地である山梨県富士吉田市が舞台の「ハタオリマチフェスティバル」
毎年秋に開催されているようで、私は今回初めて行きました。
全国各地の生地製品・クラフト商品の販売、クラフト関連のワークショップ、学生と企業コラボなどの展示会、地域に根差した出版社の参加、トークイベント、山梨や付近の飲食店が多数出店したり・・・といった内容です。すごく程よい感じで賑わっていました。

私は洋裁が趣味なので、やはり気になるのは・・・
機屋さんのB反(傷やちょっとした間違いで表に出回らないもの)のマーケットなど、
生地の販売ですネ☆

では、どんな感じだったか、ちょっとしたレポ。


会場周辺に駐車場が複数個所アリ(無料)。
いずれも会場にスグの立地と思われます。
我が家がクルマを停めたのは、下吉田第一小学校グラウンド。
広めで、会場の一つである小室浅間神社の近く。
本町通りまでも徒歩でスグ。

本町通りは、本町二丁目交差点や月江寺駅入口交差点がある国道139号。
次回のハタフェスの会場・駐車場はワカリマセンが参考までに。

ハタオリマチフェスティバル2022の会期は、10月22日(土)・23日(日)。
私が行った23日は、会場の中心である本町通りが歩行者天国になったのです。
本町通りは富士吉田市中心部にある商店街が建ち並ぶ通り。
このように、富士山がおっきく見えるスポットとして人気。
ただし、車道からの写真撮影はホコ天のときでないと大変危険なので、貴重な機会でした。

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私が現地を巡った限りにおいて、反物やまとまった量の生地販売を見かけたのは、
本町通り沿いの一店舗と、会場の一つ「小室浅間神社」内の「B-TAN マーケット」
本町通りのほうは、ホント、手ごろ価格となっていて・・・
しかも、洋裁暦5年以上とはいえど、ずっと独学で、扱いが難しい生地はほぼ使ったことがない私でも扱えるかもという感じのものが並んでありました。
200円/mだったと思いマス。
そのおとなりのテーブルにはデッドストック品。

きっと富士吉田で販売されている生地は、私にはもったいないものだと思っての来訪だったので、よし!買うゾ、ていうテンションではなかったですが・・・う~む、もちょっと気合い入れて臨んでも良かったかもしれない。

一方で、B-TAN マーケットの様子はコチラ。

ローカルな機屋さんが出店されているのだと思われます。
B反といえども、結構な良きものなのでは??と、生地の知識はあまりない私でもそう思いました。
そもそもが良いものなので、B反でもそれなりの価格はするのだと思われます(とはいえど、本来の価格よりは抑えめなのでしょう)。
そして、店頭にいらっしゃったのも生産者さんっぽかったので、
生地に詳しい方、生地を追い求めている方は楽しめる機会だったのでは。

他にも生地販売をされてる場所があったかもしれませんが、私が明確に覚えているのはこれぐらいです。
ハタフェスは生地販売というより、雑貨類や衣服など生地製品の販売のほうが圧倒的に多いという印象。
クラフト製品にこだわりがある方にとってたまらないかもしれないイベントです。

小室浅間神社前を流れる入山川

本町通り周辺で見かけた川は水量が豊富なようでした。やはり富士山のふもとだからかナ?
地場産業の織物業も、富士山の湧き水を使って営まれてきたとのことです。

では、テキスタイルの作品展示について。

「フジヤマテキスタイル プロジェクト2022 「イマココ展」」が本町通り沿いの蔵(「KURA HOUSE FUJIYOSHIDA」)で開催されていました。
フジヤマテキスタイルプロジェクトは、東京造形大学とヤマナシ産地の織物メーカーによる産学協同開発企画で、その中間発表会です。
学生さんと織物メーカーさんがコラボして誕生した生地やそのような生地からできた作品などがずらりと展示されてました。

作品ができるまでの、ローカルメーカーさんと学生さんとのやりとりがイラストで紹介されていて、わかりやすかったです。

確かに旅先ではウキウキするルームウエアを着たい♪

街中では「coconogacco(ここのがっこう)」に通う学生たちの作品展示もありました。
coconogaccoは、ファッションレーベル writtenafterwardsのデザイナー山縣良和さんが2008年に設立したファッションの未来を担う人材を育てるがっこう。
今回展示されているのは、4月に開催した「coconogacco exhibition 2022」などをきっかけに各地のコンテストでアワードを受けた学生の作品とのこと。

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ギャラリー「FUJIHIMURO」で開催されているのは、
「旅するテキスタイル ~フィンレイソンのプリントが生まれた町、フォルッサより~」
(会期: 2022年10月1日(土)~10月30日(日)※つまりハタフェス終了後もまだ会期が残ってマス)。


フィンランドの街・フォルッサでは、歴史あるテキスタイルブランド「フィンレイソン」のテキスタイルプリントを行ってきました。今回は、その工場跡地をリニューアルした博物館の出張展とのこと。フォルッサでデザインしてプリントしたオリジナルテキスタイルが展示されているとのことです。

歴史あるテキスタイルデザインを使った現代の文化服装学院の学生の作品も展示されてます。
リンゴ柄のバルーンパンツ? ポシェットもかわいー(*´▽`*) 

これらは1970年代にデザインされたものたちということかしら?
・・・なんか、ホーロー製品の柄にこういうのがあったらかわいいかも、て思っちゃいました(;'∀')

生地を調べたりできる展示室

なお、フィンレイソン社は、現在拠点はヘルシンキにあり、寝装具を中心としたホームファニシングブランドとして展開されているとのことです。

ミュージアムショップ的なお店

ハタフェスの会場は本町通りを中心に、A~Jの10エリアあります。
それぞれのエリアで、生地製品・クラフト商品などの物販、ワークショップ、飲食店などがあります。

小室浅間神社(A)では、B-TANマーケット以外にも、雑貨・衣類・古道具の販売があったり、飲食店がたくさん出店していました。
境内には、フードを片手に一休みできるスペースがあったのです。
高い木々のもと、リラックスできる感じのステキな場所でした。
(※ほかの場所にも食事できるスペースありました)

飲食がメインの中央まちかど公園(J)

・・・参加されてた飲食店は、ホントどこもおいしそうで(^q^)
フードもハタフェスの楽しみの一つですね。

物販メインの渡辺薬局駐車場(G)

テントが印象的な宮川橋横空き地(B)。足元がウッドチップでふかふか☆

ハタフェスは、本町通り沿いなどの会場周辺のお店を覗いてみる絶好の機会でもあるかも。
ノスタルジーな雰囲気の通りです。味わいのある建物を眺めるだけでも楽しい。
(↑の写真については、ハタフェスオープン直後なので人が少なめなのです)

まちの本屋さんの前には、
ステキな傘。

今風のお店もあります。

コチラはお店というより・・・「自由にお持ち帰りください(無料)」のスペースになってました(たぶんハタフェス特設??)
なんとコチラでリサイクル着物をゲットしました\( 'ω')/

「月江寺大門商店街」は、本町通りと接してます。コチラにも会場がありマス。

「中村会館」(H)に出店していた「やまゆり」(長野県の富士見町にお店があるようです)のトルコサンド。ひよこ豆をすりつぶしたものなどイロイロ入ってます。メチャウマ(≧▽≦)!!

めちゃレトロでイイ感じの看板の本屋さん。
月江寺大門商店街も味わい深いので、散策におすすめ♪

ハロウィンですね。

なんとめずらしいことに、ツレがワークショップに参加したいとのことでヽ(゚Д゚)ノ!
「残糸を使ったタッセルづくり」 参加費2つで500円
場所は、ハロウィンのかぼちゃがあるところのそば(本町通り沿い。KURA HOUSE FUJIYOSHIDA付近)。
ツレは自称不器用で、こういう、小さい物をつくるクラフト体験はほぼ皆無です。
一生懸命作ってて、きゃわいかったー( 〃∇〃)

今回のハタフェス、
すっごくタノシカッタです\( 'ω')/

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