2020年3月30日月曜日

今日の大人服 Aラインのフードコート 裏地を付けました【備忘録】着物リメイク

「今日の大人服」(伊藤みちよ 著・日本ヴォーグ社)掲載のAラインのフードコート
裏地を付けて作りました。

まちの本屋さんで買える型紙付き洋裁本。
Aラインのフードコートは、本来裏地付きレシピではないので、裏地は個人的に付けました。

その手順を備忘録として。



なお、今回も表地は着物地を使用。
本掲載の材料だと、生地の量は150㎝×250㎝・・・
部分的にはぎあわせは必要ですが、着物一枚で足りました☆

着物一枚と言っても、着物にもサイズがあって、小柄な人用の着物だと、リメイクの際生地の量が足りないこともある・・・と言っても、私は着物のサイズは見た目でなんとなく十分生地の量がとれそうなものを選んで買って、糸をすべて解いた後、床に着物地を並べて、作りたい服が作れそうかどうか判断するので。今回使った着物も、具体的なサイズはワカリマセン(~_~;) 特段大きすぎる着物でもなかったと思うけどナーという感じですw

では、裏地付けについて。

裏地の型紙は、洋裁本付属の型紙(=表地)をベースにして作りました。
型紙の引き方は、今回も「誌上・パターン塾 Vol.4 ワンピース編」(文化出版局)を参考にしました。


◆裏地の型紙づくりのポイント◆

前身頃の裏地は、本付属の型紙には前見返し・前端見返しが付いているので、
前見返し・前端見返し部分を除いた形にしました。

なお、裏地を付ける作り方だと、前見返しと前端見返しはあらかじめドッキングした形にして生地をカットしても良いのかもナーと思いましたが、
間違いのないように、本のレシピ通り、別々にカットして用意しました。

一方で、後ろヨークについては、後ろ見返しとドッキングしたカタチで生地を裁断。表地用の生地で2枚用意しました。
後ろヨーク2枚と後ろ身頃などとの縫い合わせは、Tシャツの縫い方と同じ要領です。

フードの裏地については、型紙は本の型紙を使用。
そうだと実際の使い心地に問題が出てくるかもしれませんが(??)、フードって使うかわからなかったので、まあカタチになればいいや・・・と思って(^^;
一応、真ん中の縫い合わせ部分はキセをかけました。


Aラインのフードコートって、正面から見たらこんな感じ(↓)。

◆縫う手順◆

(A) 身頃・袖の表地部分を縫い合わせる
(B) フードを縫い終える。フードの表地・裏地をドッキングさせる。
(C) 身頃・袖の裏地部分を縫い合わせる

※A・B・Cはどれから着手しても問題ナイですよネ。

そして、

(D) フードを表地に仮縫いする

(E) 裏地と表地をドッキング


ドッキングの順番は以下の通り。

※イラストは表地から見たフードコートですが、実際は表地と裏地を中表で縫い合わせます(^^;

一番最後に裾を縫い合わせますが、
ミシンでは、どんでん返しができる程度の部分を残しておきます。
そして、全体を表に返した後、縫い残していた部分を手縫いします。

アトはボタンをつけて完成。

ウチはロックミシンが無いので、表地のみの服の場合は、家庭用ミシンで裁ち目かがりをするか折り伏せ縫いをするか・・・になるンですよネ。
なので、裏地付きの服は、やっぱ作っててテンション上がりますネ☆彡

作った年月:2020年3月

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